高校生国際ボランティアユニットに参加して
総社南高校 3年 今井 藍子
ボランティア、それも学校の枠を超えての活動に参加することは、私にとってかなりの勇気が要りました。
今回のこの高校生国際ボランティアユニットに参加し、たくさんの人と接したことで、<今の自分>という
ものが見えた気がします。
基調講演のなかで、国際社会を生きていく私たちが知らねばならない2つのことを教えていただきました。
それは国際常識と社会常識。前者は普遍的なもの、後者はその国の文化のうえに成り立つものだという
ことです。もちろんこれは大枠でしかなく、関心を持って学んでいくことに意味があります。そうすればきっと
断片的にしか知らない世界の様子がよりはっきりとひとつに見えてくるでしょう。講師のバフォ・アジェベワ
閣下はガーナの特命全権大使でいらっしゃるということで、ガーナと日本のつながりについても話してください
ました。とてもいい関係だ、閣下は何度もそう口にしておられました。争いが絶えない今、その言葉は有難い
ものだと思います。
「社会貢献の第一は働くこと。次にボランティアだ。」その言葉を聴いて今まで自分が知らなかった考え方を
得ました。国際ボランティアに関するレクチャーで、講師の的野先生はこうおっしゃいました。「働きもしないのに
ボランティアボランティアというのはおかしい。どんなことでもいい、働くということは何より大切なことなのです。」
つまり一人一人がしっかり自分というものを生きていこうとすれば社会も世界もうまくまわっていくということ
なのだろうか。そんな私なりの考えが生まれました。
誰かの目となる難しさを知ったのはボランティアエクササイズでのこと。目が見えない人を誘導するのは
大変で、障害となる柱や段差を言葉で知らせるというのは意外にうまくいかないもの。逆に自分がアイマスクを
して盲目の人となり誘導されてみると、生活の不便さが身にしみて本当によく解りました。このことは車椅子
体験でも感じました。小さな段差が大きな壁なのです。体への振動が大きく、一人では越えられないものの
ほうが多いように思います。バリアフリーが普及してほしいと、改めて思いました。自分の視野で相手の目線を
知ることが何よりの優しさだと、身をもって感じた日です。
<危機管理>という馴染みの無い言葉にはじめは首を傾げていました。海外では「危険が普通」という概念を
持たなければならないということで、排泄時を取り上げて学びました。蛇や兵士など、どんな危険が潜むかわから
ないので2、3人で見張るべきなのです。その点日本は平和過ぎるのかなと、今更ながら思いました。だから
こそもっと危機管理を学ばなければ、ボランティアどころじゃない訳です。
相手とのやりとりは社会で生きる第一歩、それは分かっていました。ただコミュニケーション(=意思疎通)とは
何かと言われて「?」となる自分はいました。それは自分を伝え、相手を知ること。そして忘れてはならないのが
「相手の物事の見方は自分とは違う」こと。改めてこう聞くと何でもないことだと思いながら、でも上手くいかない
のはどうしてだったのか。3日目の講義で、<マナー>という大切なことを学びました。マナーは自分ひとりなら
必要のないものです。誰かとやりとりをするとき、自分はもちろんのこと、相手もまた気持ちよくいられる応対を
する、これが<マナー>というものだったのです。また、国を越えてのマナーについてもお話をききました。
<価値観>の存在は大きく、それはバックグラウンド(生い立ち)よって違ってきます。「郷に入っては郷に従え」
「自分をしっかりもつ」講師の宮野先生はおっしゃいました。相手を尊重する心をもって、自分を伝えることが
一番の礼儀だと思いました。日ごろから身につけておきたいと思います。
ヤングボイス―私たちの提言―。最終日、4日間を締めくくるのは本田副知事を交えて私たちがまとめた
考えの発表。いかにわかりやすく意見を集約し、聞き手に伝えるかを考えさせられ、グループ討議では、自分の
知識の少なさを目の当たりにしました。これからのいい課題となりそうです。
4日間にわたって行われたこのユニット。知らないことを知り、体験し、考え、ヒトに伝え、教わり、また
考え―この先ずっと行っていただきたい活動だなと思います。出来ればもっと多くの機会を作って、多くの人の
成長のきっかけとなれば、と。
この活動に携わった、あるいは支援してくださった方々、そして同じ4日間を過ごしたみんなに感謝の気持ちを
こめて、この文章の締めくくりとさせていただきます。
ありがとうございました。
高校生国際ボランティアユニット
矢掛高等学校 3年 岡田 亜佑美
このボランティアユニットに参加した理由は、先生に勧められたからという軽い気持ちだった。しかし、
いろんなことを勉強して帰れたと思う。
2日目の的野管理者のボランティアレクチャーはすごく考えさせられることがたくさんあった。「食後3回の
服薬で、薬を処方しても、食べるものがない人には食後がない」という話を聞いてすごいショックを受けた。
私たちが暮らしている日本は、食べ物に困るということはほとんどの人がないと思う。食後がないなんて
考えたこともなかった。しかし世界には、1日に何人もの幼い命が消えていく国も少なくはない。そういうことは
知っているつもりだったが、的野さんの話を聞いて深く考えることができた。ほかにも衝撃を受けた話がたくさん
あった。国際ボランティアのむずかしさを学ぶことができた。
このボランティアユニットの大きな目的の1つはヤングボイスの案文作成だった。私は人と意見を言い
あったりするのが苦手だった。しかし、参加したからには意見を出そうと思って、ほかの人よりはうまく自分の
意見を言うことができなかったけど自分なりに意見を言うことができた。私たちの班はボランティアという題材の
もとで話し合った。「募金の行え」「学校行事の強制」「誘動ブロック」の身近なことについて考えた。本当のボラン
ティアとは何か?というのを考えさせられた。かけ込みボランティア(入試のためにするボランティアのこと)など
私たち高校生には多くなってきている。実際私も、このボランティアユニットに参加しようと思った時、少しこの
考えだったと思う。みんなでこの話をしている時、自分が少しでも考えたことがとてもはずかしいと思った。
しかし、このボランティアユニットに参加して国際ボランティアというものに触れてみて今までの自分の考えと違う
考えを見つけ出すことができた。私たち矢掛高校以外の高校から参加した人はだいたい、海外留学やホーム
ステイを体験していた。その時の話なども聞くことができたし、AMDAの活動内容を細かく聞くことができ、国際
ボランティアに前よりもっと興味がでてきた。私は3年生なので来年は参加することができないがほかの場面で
これからも国際ボランティアというものに触れていきたいと思っている。
感想文
総社南高校 3年 坂田絵理子
今年の夏休み、岡山県に本部がおかれている国際医療支援ボランティア団体AMDA主催の高校生ボラン
ティアユニットに参加しました。いままで、国際ボランティアという言葉はよく耳にしていたけれど、実際に高校生の
私たちに何が出来るのだろう、という疑問を抱きこのユニットに参加することにしました。まずガーナのガーナ
共和国特命全権大使バフォ・アジェベワ閣下をお招きし、基調講演でスタートしました。ガーナの現状や日本との
関係などを知ることが出来ました。
公設国際貢献大学校での2泊3日の合宿は、とても充実していて本当に楽しかったです。国際ボランティアに
興味を持つ、自分と同じことに関心のある他校の生徒と共に過ごし、協力したり意見を交換し合ったりする機会は
なかなかないのでとても貴重なものとなりました。
この3日間は様々な体験をしました。車椅子体験学習で、実際自分が車椅子に乗る機会がありました。ほんの
少しの段差でも、前に進むことが出来ずあるときは車椅子ごとひっくり返りそうになりました。思った以上に、
重たくて車椅子に乗って一人で生活していく、ということは本当に大変でみんなで支え合って生活することが
大切だと思いました。
フィールドワークでは危機管理模擬演習が行われました。国際ボランティアで発展途上国に実際行ったとき、
常に危険と隣り合わせ、という意識を持たないといけません。また、そのような場面に遭遇しても焦らず
正常心を保つことが大切であるということ。また、どこから危険が迫っているか分からない排せつ時にどの
ように身を守るか、などの危機管理について学びました。私は、実際頭に黒い布をかぶせられました。視野を
奪われ、地面に座らされました。そのあと、背後からおもちゃの鉄砲を突きつけられました。演習とはいえ、
とても怖かったです。とても、貴重な体験でした。
私の中で一番印象的だったのは、合宿最終日に講義された、宮野理子先生の「日本はどんなところ?」と
いう唐突な質問です。その先生の言葉に私はハッとしました。私を含めていったいどれだけの日本人が
自分の国のことをきちんと説明できるだろう、と疑問に思いました。また、どれだけの人々が自国の良い点を
知っているだろうとも考えました。私自身も今までは、”日本”が身近すぎたので気付くことが出来なかったと
いうより、考えようとしてなかったのかもしれません。国際ボランティアに参加する時、必ず問われるのは、
自分は何者であり、どこから来たのか、目的は何かであるということ。まず自国に誇りを持つことが大切で、
それによって相手国との関係や歴史的背景を知るきっかけにもなりその結果、違う文化を理解し相手をも
理解できることに繋がるだろう、という人類としての基本の概念で、国際ボランティアをするにあたり当たり前
だけど、見落としがちなことについても学びました。
私は高校生ボランティアユニットでの経験を通してたくさんのことを学び、また参加したことで自分から遠い
存在と考えていた国際協力への第一歩となりました。いまの高校生である私に出来る国際ボランティア、
それは私のこのすばらしい経験をみんなに伝え、それを広げていくことではないかと思います。そして、
ボランティアは奉仕活動でも強制でもなく、なによりも「お互いを支え合う気持ち」。それが一番大切なことだと
私は思います。より多様な世界観や視野を広げるためにも、今後もこのような活動に積極的に参加して
いきたいと思います。
高校生国際ボランティアユニットに参加して
総社南高校 3年 豊田 麻奈美
高校生国際ボランティアユニットに参加して思ったこと。それは、ボランティアが生半可な気持ちでは
できないこと、自分のことを考えていては人を助けられないこと、そして相手の立場になって物事を考え
行動するということです。先生方の講演やレクチャー、考え方や意見を聞いてそう思いました。また、
車椅子などの実習を通して、ボランティアされる側の人の気持ちも知ることができました。目が見えない
人や、体が不自由な人は本当に助けてくれる人に頼るしかなく、相手を信じていないと不安です。そこで
たくさんの先生が言われていた、「自己紹介」というものが必要だと実感しました。難民キャンプやアフガ
ニスタンなどでは、いかに自分を知ってもらうかが大切だと教えられました。自分を知ってもらわないと、
向こうの人には本当にボランティアしにきたのか、なぜボランティアしにきたのかがわからないからです。
なかでも私が一番心に残ったレクチャーは的野先生の「目指せ!国際ボランティア」です。先生の言われる
ことはどれも納得でき、また、少し心が痛むようなことばかりでした。私たちの生活がどんなに豊かな
ものか、どんなに無駄遣いをしているのかを考えさせられました。
レクチャーや講演なども楽しかったけど、一番たのしかったのは3日間生活をともにした友達との交流の
時間でした。ご飯の準備も、レクチャーなども準備もみんなで助け合ってやることで、早くみんなと仲良く
なることができたと思います。実際のボランティアの場でも現場のスタッフの人たちとの協力が必要だと
思うので、まったく知らない人と協力しあうのも、ボランティアをするための練習だといっていいと思います。
最終日とその前日にかけて行ったグループ討議では、話していくうちにたくさんの案がでて、ボラン
ティアについてのみんなの意見をきくこともでき、話していて本当に楽しかったです。ボランティアの
問題点について話していくうちに、日本の福祉・ボランティアの問題点が浮き彫りになって、ぜひたくさんの
高校生・中学生などにボランティアを体験してもらって、その楽しさを知ってもらい、日本でもボランティア
活動があたりまえになるようにしてほしいと思いました。4日目の発表は、岡山県副知事に私たちの
意見や提案を聞いてもらって、副知事の考えも聞けるというめったにない機会だったので、みんなとの
打ち合わせも念入りにして、緊張しながら本番に臨みました。私たちは、こういったボランティアの問題点や、
どうすれば岡山県がよくなるかなどを考えることはできても、実際にできることは限られてくるので、
こういう機会を設けてもらって、本当によかったと思っています。
今回のボランティアユニットに参加して本当によかったと思っています。不便な環境での生活だったけど、
みんなと協力することや、自主性など、得るものは多かったです。国際ボランティアと一言でいっても、
それはとてつもなく奥が深く、そして難しく、時には危険と隣り合わせになることもあります。そこへ私たちの
ような正しい知識をもっていない人間がいってもなんの役にも立ちません。だから今回のボランティアは
将来私たちが海外で活動するときにとても役に立つと思います。参加するチャンスがあったらまた是非
参加したいと思います。
「国際ボランティアに参加して」
和気閑谷高校 2年 西野陽子
まずは基調講演から始まった国際ボランティアユニット。どのような4日間になるのか期待と不安で
いっぱいでした。
ガーナという国名は今まで何度か耳にしたことがある程度でした。この講演は難しい話の内容でしたが
ガーナと日本の関係を知ることができました。そして話の中であった日本のゴミを開発途上国に送って
いることやボランティアされる側の気持ちを知りました。
2日目に、日本の常識は世界の非常識という話や安全管理と危機管理のことを知りました。その後
車椅子やアイマスクを使った体験をしました。その時私は初めてわずか2〜3センチメートルの段差でも
車椅子で通ることが難しいことやアイマスクをして目が見えないことがどれだけこわく、不安かを知りました。
そんな体験をしてみて、やはりバリアフリーが必要であると改めて感じました。
3日目の国際協力におけるコミュニケーションとマナーでは、言葉や文化が違えば、バックグラウンドが
違うことを知りました。言葉や文化が違えば考え方も当然変わってくると思いますが、話を聞いて考えて
みると、今まで私は自分の基準で考えていたと気が付きました。考え方が違うということは、当たり前の
ような事ですが実際に違う文化の相手を理解したり、自分の文化、考え方を伝えるのは難しいんだと
知りました。これからは価値観の違いから相手の文化などを否定するのではなく、受けとめていこうと
思いました。
3日目には3つのグループに分かれてグループ討議もしました。私は国際について考えた国際班でした。
初日からの2日間で知った事を生かしていろいろな事を話し合いました。国際社会で必要な自分の意見を
言うという事が、しっかりできたと思います。みんな、自分の意見、考えをしっかりもっているんだと感じ、
また自分を高めるためにもとても良い機会になったと思いました。そして話の中で日本人が日本を知ると
いうことがあげられました。私は今までは外国に目を向けるばかりでした。日本について知っているかと
言われると、はいとは言えません。だからこの討議が私が日本を見直すきっかけにもなりました。
この国際ボランティアユニットに参加して強く思った事が1つあります。それは、知るということが
大切だ・・・ということです。知ることからはじまり、その事について考える事です。そして実際に行動に
うつすことです。アイマスク体験の時ですが、目に見えない人の気持ちを知りました。そして点字ブロックの
上に自転車は絶対に置いてはいけないと考えました。
これからは知るということを大切にし、自分に何ができるか考えていこうと思いました。国際社会である
今必要なことについての講演なども聴く事ができ、視野を広げる事もできました。とても有意義な4日間でした。
「国際ボランティアに参加して」
和気閑谷高等学校 2年 野ア泰子
私はこの国際ボランティアに参加して良かったと思いました。最初は知らない人達と何をするのかもよく
わからず、不安な気持ちでいっぱいでした。4日間という短い期間で、仲良くなれる人はできるかとか
いろんなことを思いました。
1日目、国際交流センターに参加する人が集まって、ガーナの大使の方のお話を聞きました。大使は
ガーナのことなどいろんなことを話しました。大使のお話が終わって、私達国際ボランティアユニットの
リーダーなどを決めました。それから私達は自己紹介などをしていない中で、国際貢献大学校へバスで
行きました。着いてからまず夕食を食べました。それからやっと自己紹介をしました。ここでやっとみんなの
顔と名前を覚えました。自己紹介で、みんないろんなことを話していました。1日目にまず仲良くなったのは、
同じ部屋の人達でした。部屋の人はほとんど先輩だったので少し話づらかったけど、みんな話かけてくれ
たりしてすぐに仲良くなれました。1日目はこれといって何もせずに終わりました。
2日目、まず朝食を食べてから部屋の人達で分担して掃除をしました。次に的野先生のお話を聞かせて
いただきました。的野先生のお話は聞いていて、興味がありました。私はこの話を聞いていろんなことが
わかりました。次に体育館で車椅子に乗ったり、2人3脚みたいにして、片足を使えないようにして障害物を
乗り越えたりしました。目隠しをしてやったので、とても恐かったです。前が見えないということは、とても
不安になりました。町などでよく放置自転車があるけど、それは目の不自由の人にはとても危ない物だと
わかった。車椅子は段をこえるのが少し難しかったです。車椅子に乗って介助してもらいましたけど、目隠しを
して介助してもらうととても恐かったです。知らない道を通ることは、とても恐いことなんだと思いました。この
2つの体験をして、障害者の気持ちが少しわかりました。昼から私達は、危機管理模擬演習をしました。
トイレの作り方やゲリラに襲われた時の対処法をしました。何をされてもとりあえずおちつくことが大切だと
思いました。日本は安全管理社会なので、考え方をかえて危機管理社会にした方がいいと思いました。次に
3つのグループに分かれて、グループ討議をしました。国際・ボランティア・岡山の3つで私は岡山にしました。
岡山班で話し合いをして、なおしてほしいことなどいろんな意見をだし合いました。みんな岡山をもっとよく
しようといろんなことを考えました。今日は、いろんな意見が出た中で3つ位にまとめるところで終わりました。
それから私達で夕食の準備をしました。バーベキューしたりスイカ割りや、花火をしました。このときはもう
結構みんなと仲よくなっていました。
3日目、まず昨日の続きで岡山班についてまとめていきました。今日は模造紙にまとめたりしました。今日
だいたいまとめてあったのでほとんど書くだけでした。次にマナーなどについてのお話を聞きました。この話を
聞いて、自分をしっかり持つということは大切なことだと思いました。昼からはバスに乗って国際交流センターに
帰りました。帰ってから私達の班は、明日にする発表のことができていなかったので少し残ってやりました。
終わって私達は家へ帰りました。
4日目、今日はヤングボイスといって、今まで私達がまとめたことを副知事に発表する日です。他の2つの
班はとてもいい発表をしていました。私達岡山班は、駅周辺のことや、レジャー施設のことや、街灯のこと
などを発表しました。この発表をして、私達にできることはやりたいと思いました。この4日間でいろんなことを
知ることができました。4日間でいろんなことを学ぶことができてよかったです。ボランティアユニットでやった
ことは、忘れることはできない位よかったです。また機会があったらやりたいです。
国際ボランティアユニットを終えて
明誠学院高等学校 3年 菱野 雅文
私はこの国際ボランティアに参加するのは今回が始めてで、最初はとても不安でした。そのような
気持ちで、国際交流センターに行き、ガーナ共和国特命全権大使、バフォ・アジェベワ閣下による、「現代の
国際化について考える、ガーナと日本の関わり」という講演を聴き、私にとって、今まで、ガーナという国は
あまり知りませんでした。ですが、閣下が話されて、ガーナについて、沢山のことを知り、とても勉強に
なりました。たとえば、在日ガーナ人が1,657人いるとか、国民の約半数がキリスト教徒、イスラム教
約15%、その他伝統的宗教などを閣下から学ぶことができました。そして講演が終わり、ガーナ大使との
記念撮影をしました。とても、緊張して、写真を撮りました。そして後、バスで国際貢献大学校に移動しました。
そしてここから、私達の2泊3日の研修が始まり、私達はこれから行われる、活動を楽しみにし、他校の
生徒と交流を持つことができました。まず、一番恥しかったのは、1日目の夜に行なわれた、自己紹介でした。
なぜかと言うと他校の人に自分をどのように知ってもらうかを、紹介することと、人の前で話すことが私は、
苦手で、どうしても、喋るのが少し早くなってしまうので、この時も、実際、少し早く、喋ってしまい、皆に
ちゃんと、自分のことが伝わったかと、ひやひやしましたが、皆に私のことを知ってもらうことができ、少し
よかったです。そして2日目から、的野先生による、目指せ!国際ボランティアという題で話しをしてくれ
ました。そこで学んだことは、高校生のうちに、ボランティアを沢山行っていたほうが、良いと知りました。
そしてボランティアエクササイズでは、車椅子に乗り、足に障害のある人の気持ちになってしました。アイ
マスクを付け、2人組になり、互いに指示を出し合って目に障害のある人の気持ちになってしました。そして、
タンカを使い、実際の人の重さを知ることができました。私はその時、タンカに乗ることができ、皆に持って
もらいましたが、とても、落ちそうでこわかったです。でも、とてもよい経験ができました。そして、フィールド
ワークの「危機管理模擬演習」では実際、外国に行ってトイレがない所だと、どのようにして、トイレをしたら
よいか、的野先生に教えてもらいました。そこで私はトイレの穴を掘る役をし実際、穴を掘ってみました。
そして、先生がここで、皆に質問をし、私は穴を掘って土が山になった方を後にして、トイレをすると言いました。
そして、先生はあなたは、ヨーロッパ風と言われました。でも、私が思うに穴を掘って山になった方を後にした
ほうが、後で埋めるのが楽だと思いました。先生が質問したことは、もし、外国でトイレがないときに穴を掘って、
どっちにうけて、トイレをするかを聞かれました。そしてこの、模擬演習は私達にとって、外国に行って、
トイレがない時の役に立つことだと思い、とても、いいことを知ることができたと思います。そして、このユニットで
一番の行事、グループ討議をする時がきました。私は、国際という班で話しをしました。この班では、私が
日常で思っていることを話し合いました。内容はたとえば、学校の授業でALT(外国人)による授業を各校で
行う、国際ボランティアをする機会が少ないなどといった、私が日常で思っていることを話し合い、紙にまとめ、
4日目にある、発表会の準備をしました。そして、ついにその日が訪れ、国際交流センターで本田副知事に
発表し、それについての感想をもらい、実際、県で検討してくれるように頼みました。そして副知事も1つ
1つの質問にきちんと答えていました。私も副知事に有事法案についてとイラクに軍の兵隊を派遣に賛成か、
反対かを聞き、大人としての意見を聞くことができました。でも、少し話しが難しく、あまり、わかりません
でしたが、副知事に実際、質問して、それによる意見をもらえたことがうれしかったです。このような、体験を
することができたことは、これからの、私の将来の役に立ち、他校の生徒の人と、話しをしながら、意見を
交換でき、3年生の夏にこのような体験ができて、本当にありがとうございました。
国際ボランティアユニットに参加して
吉備高原学園高校 2年 廣岡 孝一
僕はJRC部に入部して、1年2年と2回参加させてもらいました。
それまでは国際ボランティアについて、何も知りませんでした。僕は小さい時から自然が好きでした。
マンション住まいで、ペットの飼育が禁止されている代わりに、可能な、昆虫、亀を飼育していました。だから
なんとなく自然って大切なんやと思っていました。紙も、割ばしも、木から出来ています。だから、割ばしを、
簡単に未使用のものを、捨てたり出来ないし、我が家では、母も協力してくれています。小さな生き物を育てて
いく中で、山や野原にいき、その中で、自然が大切、だから、地球が大事、だから地球に住んでいる人達が、
仲良く、自然を大事にして欲しいと思います。
という事で、軽い気持ちで国際ボランティアユニットに参加させてもらいましたが、毎年、貴重な体験が
出来ました。
今年は、在日ガーナ共和国特命全権大使の方の講演を聴く事が出来ました。直接、外国の大使バフォ・
アジェベワ閣下のお話を聴き、貴重な機会をいただきました。
そして宿泊所でもある国際貢献大学校へバスで移動。色んな学校の人達と去年もそうでしたが、共に
食事の用意をしたり、バーベキューをしたり、スイカ割りをしたりして、最初の緊張感もだんだん和らぎ、楽し
かったです。
そして的野公設国際貢献大学校校営管理者の講演や車椅子体験など、ボランティアの学習をしました。
実際に体験をして良かったと思います。
そして参加者を3つのグループに分けて、3つのそれぞれのテーマを元に討議しました。僕はボランティア
班です。皆が、普段感じている事や思う事を言い合います。皆の意見を聞け、勉強になりました。
最終の4日目に、岡山国際交流センターで、グループで討議した意見を、本田岡山県副知事に、意見
発表しました。最後までどきどきしましたが、岡山県の職員の方々や先生方に又仲間に支えてもらって、無事
終了できました。心から感謝しました。
今振り返ると、初めて会うほかの学校の人達と話たり、ともに勉強し合い、考え合い、最後に考えた事を、
発表したわけですが、自分にとって大変充実した、自分を見つめなおす事も出来た4日間でした。
高校生国際ボランティアユニットに参加して
山陽女子高校 1年 藤本 尋子
1日目の29日の日は開講式のガーナ共和国特命全権大使バフォ・アジェベワ閣下の講演を聴きました。
閣下とガーナとについてたくさん話して下さいました。今までガーナという国名は知っていたけど、どんな
国かはよく知らなかったので知る機会が持ててとてもよかったと思いました。閣下についてもいろいろと
知ることができました。特命全権大使というのはとてもすごい役割だということがわかりました。そのような
方が岡山に来て、私たちに講演して下さったということはものすごいことだと思いました。
講演が終了し、ユニットのリーダー・サブリーダーの選出を終えた後、国際大学校へ移動しました。
学校に着くころには日が暮れていて、天候もあまりよくありませんでした。
到着して宿泊室に移動し、私達、山陽以外の人達は全員3年生でした。部屋はとてもキレイで、1人
ずつに区切ってあってとても使いやすかったです。
夕食を食べるために、食堂へ移動しました。小学校の跡地と聞いていましたが、食堂は調理室のように
思えました。同じテーブルで他の学校の3年生と夕食を食べました。とても話しやすい人でだんだんと
会話をするようになりました。私がもし3年生で再度ユニットに参加することになったら逆の立場なのかなと
一瞬考えたりもしました。
夕食が終わり、参加者自己紹介が講堂で行われました。1人最低10項目といわれ最初はとまどい
ましたが、国際協力の現場では最も必要とされる能力・プレゼンテーション能力向上といわれ適当に
終わらせてはいけないなと思い様々な項目を考えてみましたが自分の紹介というものは私にとって
安易ではありませんでした。自分には説明能力・説明することすら十分に持っていないということに改めて
気づかされました。なんとか自分の自己紹介を終えて、参加者自己紹介が終了し、1日目は無事に終える
ことができました。
入浴まで時間があったので学校の中を友達と一緒に歩いていると「CIL」というとこがありました。
そこにはボランティアユニット・国際ボランティアなどの資料と他に、テレビ・パソコンが置いてありました。
私はそこに友達と1時間以上とどまっていました。パソコンを使っても良いということだったので、インター
ネットで、ペンパルサイトや留学関係を調べたり、テレビを見たりしていました。その後、入浴して部屋に
戻り、寝ました。
2日目は、朝食の後校内清掃をして9時からボランティアレクチャーを講堂で行いました。的野秀利さんが
講師として様々なことを語ってくれました。食物が貧しい国で、食後の薬をだしても食後がないために飲む
ことができないという話がとても頭に残りました。食後がないから飲めれないというのは今までに一度も
経験したことがなかったので考えたことすらありませんでした。このことは本当に厳しい現状なのだなと
いうことがわかりました。
ボランティアレクチャーが終わり、防災訓練センターへ移動し車椅子体験学習をしました。車椅子の他にも
目隠しをして、手の感覚だけでお金を当てたり、アイマスクをして2人1組で歩いたりしました。車椅子の
体験では乗っている方は段差などがとても高く、押す方は意外に重たくて動かすのが大変でした。
昼食が終わり、運動場でフィールドワークをしました。兵士などがいる国にボランティアに行くということは
命がけで行かなければならないということがわかりました。本当に貧しい国にはトイレもなく自分で作らな
ければならなくて、している間は後ろを見張ってもらわないといけないということを聞いて、とても驚き、私には
できないと思ってしまいました。でも、国際ボランティアに実際に参加している人達は実際にしているから、
情だけでボランティアに参加はできないと思いました。
その後、休憩をとった後グループ討議をしました。私達の班は「国際」について討論をしました。私は
討論など自分の意見を親しい人達以外の前でするということは苦手だし、嫌いだったので、とてもイヤでした。
でも討論しやすい雰囲気だったのでいろいろな意見をだすことができました。同じ班のメンバーのいろいろな
意見を聞いて勉強になりました。
2日目の夕食はバーベキューでした。自分達で火をおこし、バーベキューの後、すいか割りをした後、
花火をし2日目は終了しました。
3日目はグループ討議及びヤングボイスの続きをし、レクチャールームで宮野理子さんを講師として「国際
協力におけるコミュニケーションとマナー」を終えた後昼食をとりました。昼食を食べ、退出準備をすませ
バスに乗り岡山へ帰りました。交流センターへ戻りヤングボイスの仕上げをしました。
4日目、ボランティアユニットの最終日です。この日は、本田副知事にヤングボイスを発表する日です。
私達、国際班は4つの問題点、これに対する解決策、メリットを提言しました。副知事の前ということで緊張しま
したが、私達の意見が県で検討してもらえ、少しでも岡山県が良いように変わってくれることを願って精一杯
頑張りました。
他の班の提言も終わり、副知事と記念撮影も終わり閉講式が行われました。修了証書を授与し、国際ボラン
ティアユニットは終了しました。4日間を振り返って、ユニットに参加してよかったなと思えます。ユニットで体験
できないことを体験させてもらえたり、他の学校の人達と交流を持たせてもらえました。ユニットで学んだ
事などを忘れずにこれからの人生に活かして行きたいと思います。
感想文
矢掛高校3年 森奈緒子
今回私はこの『国際ボランティアユニット』へ参加してたくさんの事を学びました。
最初は初めて会う人たちと3日間生活を共にする事に少し抵抗を感じ、不安でいっぱいでしたが二日目に
なるとそんな思いはすっかり消えていました。バーベキューではみんなとさらに絆が深まったように思います。
ですが、楽しいことばかりではありませんでした。きっちりとした集団生活の中で戸惑う事もありました。掃除、
食事の用意などをみんなで分担する事などは慣れていなかったので最初はどうしていいか分かりません
でした。でも食事も2回目、3回目になると自然に分担してできるようになりました。このような集団生活で
学んだ協調性というものは、将来国際ボランティアを行う上ではなくてはならないものだと思います。
そして、今回私が一番考えさせられたのは“ボランティアの意味”でした。今までに、何度かはボランティア
活動の経験はありましたが、その時の私は心のどこかで「してあげている」という優越感を持っていたように
思います。ですが国際ボランティアユニットを終えた今では、ボランティアは「させて頂くもの」だと思うように
なりました。
また、国際ボランティアについての知識もたくさん得る事ができました。安全管理≠ェ当たり前の日本に
比べ、国際ボランティアを行う際に行く開発途上国などでは常に危機を想定して行動する、所謂危機
管理≠ェ当たり前だということも知り、今私達が当たり前に思っている安全な生活はとても尊いものなのだと
感じました。
また、グループ討議では私達の班は“国際”というテーマに基づいて問題点を話し合いました。1つの事に
ついてみんなと意見をぶつけ合うということは私にとって初めての経験でだったので最初はとても恥かしく、
緊張しました。ですが、話し合う事により、みんなきちんと考えがあり、1人1人違う価値観を持っていることが
分かりました。普段こういう機会は少ないので、このグループ討議は私と同じ高校生がどのような考えを持って
いるかを知るいい機会になったと思います。またそれだけでなく、自己主張の大切さも学ぶ事ができました。
その結果、4日目の本田副知事さんとの意見交換は大成功だったように思います。私は大勢の前で話すのが
初めてだったのでとても緊張しました。でもこのことで少し自分に自信が持てるようになりました。また、意見
交換では直接本田さんに質問に答えて頂き、私達の地元である岡山県の現状をよく知る事が出来ました。
この4日間で、私は、今自分に出来る国際ボランティアは何かということを考えていました。そして出た
答えは、“社会に貢献できる人間になる”ということです。まず、今自分のすべき事を一生懸命する。それは
私にとって勉強です。希望の学校へ合格し、社会へ出て、早く1人前になる。1人前にならないと人の役には
立てません。そして今私の周りにあるもの、例えば、新鮮な空気、親、家。そういった当たり前だと思っている
ものを大事にする。私はこのような基本的なことが将来、国際ボランティアに繋がると思っています。
国際ボランティアユニットに参加して
明誠学院高等学校 3年 森 三保子
私は今回このボランティアユニットに参加するのをとても楽しみにしていました。理由は、昨年参加して
本当に楽しかったからです。
ユニット初日に今回も考えてしまいました。友達がちゃんとできるのかと・・・。でもすぐに1人仲よくなり
安心しました。次々他の人とも普通に話せるようになり、1日目は無事終了しました。2日目、昨年もあった
ボランティアエクササイズ。私はすごく楽しみにしていました。普通は体験できない事だと思います。目隠しを
して歩いた時、すごく不安でした。盲目の人は毎日その状態で生活をしているのだなとすごく思いました。
それと車イス。段を登る時、すごく怖かったです。斜めになる瞬間、本当に心臓がドキドキしました。何度
やっても怖いものです。あとフィールドワーク。トイレの作り方なんか他では教えてくれません。しかも
分かりやすく・・・。本当におもしろかったです。
夜のバーベキューもすごく楽しかった。お肉おいしかったし、みんなでワイワイできたし。スイカ割り、今年も
リーダー(廣岡君)が一発で割ったのですごいビックリしました。あの人はスイカ割りが得意なのかなっと
思ってしまいました・・・笑。私もやればよかったなぁっと少し思いました。でもみんなが割ったスイカもおいしく
食べたし、よかったです。食後の花火もすごくキレイだったし、校庭から見た星空が本当にキレイでした。
サソリ座をあんなにハッキリ見えたの初めてで、すごい感動しました。あと衛星を初めて見ました。生まれて
初めて。本当に本当に感動しました。衛星を見た後、また花火をやって、その日は終了。お風呂に入ってすぐ
寝ようと思ってたのにその日は夜遅くまで友達と話をしてしまいました・・・。学年も学校も違う友達ってすごく
いいなっとあらためて思いました。楽しい夜でした。眠かったけど・・・。
この2泊3日の宿泊研修で一番頑張ったことはグループ討議です。今回私は「岡山」班を選びました。
理由は、もっと岡山が発展してほしいと思っていたからです。話し合いを始めてから、次々に岡山の問題点が
でてきてすごくおもしろかった。交通の便のこと、海のこと、駅周辺の問題点、レジャー施設、イベントの
ことなど・・・。私は岡山にもっとレジャー施設が増えればもっと人が集まるのではないかと思いました。
次々に話がまとまって、3つの問題がまとまりその日は安心して家に帰りました。そして遅い時間でしたが
ぐっすり眠りました。
最終日、朝からドキドキしていました。副知事さんの前で言う言葉を考えたけど、結局文ができなくて、
どうしようと困りあせっていたのと、ちゃんと発表できるかなぁっと考えていたからです。会が始まり、私は
副知事さんに名札を首にかけるというのがあったのであいさつをして名札を首にかけ席に座りました。発表が
始まり、ボランティア班、国際班の話を聞いて、みんなすごい考えてるんだなぁ、昨年とはまた違う意見で
すごくいいなと思いました。国際班の発表も無事終わり、副知事さんに話を聞いてもらえてよかったです。
これで岡山が変わっていけばなぁと思います。
友達もでき、いろいろな体験もできて、発表もうまくいって、とっても楽しかったです。でもテレビにうつるのが
すごい恥ずかしかったです。インタビューとかは苦手なのですごく困りました。そんなこんなの4日間でしたが
本当によかったです。これからもいろいろな考えをもった高校生がこのボランティアユニットに参加してくれれば
いいなと思います。
高校生ボランティアユニットを終えて
山陽女子高校1年 安田奈緒
この高校生ボランティアユニットには、どんなものかは分からずに参加をしました。「ボランティア」について
深く考えた事はなかったし、むしろ「ボランティア」って何だろうと思っていました。
何も分からないまま二泊三日の合宿が始まりました。国際交流センターへの行く道が分からずに、友達と
二人でいろんな人へ声をかけていきました。すると国際交流センターはすぐ目の前にあり恥ずかしい想いを
しました。国際交流センターに着いてからも階を間違え大使のいる部屋へ入ってしまい、次から次へと
恥ずかしい想いでした。
一日目は、ガーナ共和国の大使の講演を聞きました。大使は英語を使っていて、隣では通訳する人がいて
すごいなぁと思いました。大使の英語を一生懸命聞こうとすることと、話の内容を理解することがすごく大変
だったと思います。講演を聞いた後は大使と記念撮影をしました。ちょっと緊張しました。
バスに乗って哲多町にある公設国際貢献大学校という所に行きました。着くと、本当に山の奥の奥の方で
学校からは三百六十度見渡して緑の山でした。その日は雨が降っていたけど、二日・三日目は晴れました。
学校の中はとてもキレイなところでベットには友達と一緒におどろきました。
一年生は同じ高校の友達しかいなくてあとは全然知らない人だったのでとても不安でした。一日目の
夜に自己紹介を一人ずつした後から友達がだんだん出来ました。夜、メールアドレスを聞いたりプリクラを
もらったりと、とても楽しい一日を過ごせました。寝る時は八人ひと部屋で年上の人たちばっかりだったけど、
全然優しくて楽しい人たちだったので良かったです。夜の朝方くらいまで怖い話とかいろいろな話をして
とても楽しかったです。
二日目は講演を聞きました。講演というのはすごく苦手で聞くのも大変なのに内容を理解するのはもっと
大変だから嫌だなぁと思っていたけど、何度も何度も講演を聞いているうちにだんだん慣れてきて一生懸命
聞く事が楽しく感じました。
講演が終わった後は、車椅子体験をしました。私は中学生の時に夏休みボランティアで病院(シルバー
センター等)に一ヶ月半、毎日通って車椅子の人を担当させてもらっていたので車椅子を動かすのは
経験したコトがありました。でも自分が実際乗るのは初めてでした。ゆっくり動かしてもらうと怖いというのは
あまり感じなかったけど、スピードが速かったり、ぐらぐらしてると不安感がありました。でもとっても楽し
かったです。
夕方はバーベキューで私は二年生の友達と一緒に野菜を切りました。皆先輩だったけど話も普通に
出来て嬉しかったです。みんなで食べたバーベキューはとても美味しかったです。バーベキューの後は、
花火をしました。その日の夜空は飛行機と見分けがつかないくらい、本当に異常な程光っていました。
自然も空気も学校もキレイな所で、夜空もこんなにキレイでずっといたいなぁと思いました。朝夜も涼しくて
勉強するにもイイ環境だと思いました。お風呂(シャワー)は仲良くなった二年生と三年生の友達と二日間とも
入りました。年も学校も違っててもこんなに仲良くなれるんだぁと思って本当に嬉しかったです。
三日目、いよいよ合宿も最終日で本当時間はあっという間に過ぎてしまうので悲しいです。ヤングボイスの
仕上げで、私は「ボランティア班」で活動しました。自分から意見を出せた事にすごく驚きました。まとめる時
とかは難しかったけど班の人達と頭を悩ませて頑張りました。時間が足りなかったので合宿を終え、国際
交流センターに戻って仕上げました。仕上げを終えた後、合宿で友達になった人とプリクラを撮りに行きました。
いっぱいいいモノを得た気がします。これからも積極的にボランティアをしていきたいと思いました。
四日目のヤングボイスでは県副知事さんが来られるという事でとても緊張しました。発表は成功しました。
最後に修了証書を一人ずついただいて、皆で写真を撮ったり帰るのが嫌になりました。とっても楽しくて
有意義な四日間になりました。ボランティアって自分が本当に積極的にしたらダルイものでもなく難しいものでも
ないと思う。少し考え方を変えてみたりしたら良いものだと思います。自分にとっても相手にとっても。たとえ、
それが人間関係でなくても必ず見てくれる人がいると思います。