平成15年度 地球環境市民大学校 国際協力講座 in香川 研修報告 |
研修のねらい |
講演・講義 (ケーススタディー) |
【内容】 環境保全・国際協力の現場での活動の具体的実例を紹介する 【ねらい】 地球規模での環境保全や、開発途上国の現場での現状と問題点を認識する。 〔松下氏〕 環境問題に取り組む学識者である講師 〔 林 氏 〕 環境途上国政府(GO)の中で、国際協力に携わった経験をもつ講師 〔東川氏〕 環境保全NGOによる国際協力活動に現在携わっている講師 〔池田氏〕 環境保全NGOによる国際協力活動に現在携わっている講師 |
グループ討議 |
【内容】 事例教材を用いた参加者の討議を中心とした授業。事例としては、NGOによる国際 協力の現場で、起こり得る問題を扱い、問題解決の方法を考え、他者と討議を行う。 【ねらい】 プログラム・オフィサーは、外国政府,他のNGO団体,現地住民等との交渉をしなければ ならない。参加者どうしの討議により、意思決定,状況把握,話術の訓練となる。 |
プロジェクトマネジメント |
【内容】 国際協力における組織マネジメント。本部及び現地における人事・財務・情報管理 プロジェクト管理の方法を紹介。 【ねらい】 国際協力の分野では、現場で汗をかくことだけでなく、本部の業務内容・意思決定 プロセスをしっかりと把握すること、その上で本部と緊密な連携を保つことが、事業の 成功のカギとなる。プログラム・オフィサーの広範囲な業務や必要とされる資質のみならず、 話題となっている組織としての説明責任、透明性、プロ意識といった今後の課題について 理解を深める。 |
外国人研修生との交流学習 |
【内容】 財団法人オイスカの研修センターで、職業訓練を受けている各国研修生とのコミュニケーションを 楽しむ。 【ねらい】 来日して間もなく、日本語も不得手の外国人研修生との会話を楽しむことで、国際 協力には欠かせない外国人との会話能力を高める。 |
研 修 日 程 |
〜 第1日目 2月21日(土) 〜 | |
9:30 10:10 10:40 12:00 13:00 14:20 15:40 17:00 18:00 19:00 20:00 |
集 合(JR高松駅 又は KKR高松さぬき荘) 開講式 開講あいさつ(アムダ国際事業団/鈴木剛史 国際理解・交流事業部長) 主催者あいさつ(環境事業団/佐々木修 地球環境基金部長) 来賓あいさつ(香川県/末澤春一朗 総務部国際課長) 日程及び研修概要説明(公設国際貢献大学校/森分則善 研修係長) 講演 演題「地球温暖化と地域からの取り組み」 講師/京都大学大学院教授・公設国際貢献大学校相談役 松下和夫 先生 昼 食(自己紹介) 講演 演題「福祉政策支援とNGOの役割 〜カンボジアでの体験から〜」 講師/前 カンボジア王国社会省大臣顧問 林民夫 先生 講義(ケーススタディー) 演題「中国黄土高原での緑化協力について」 講師/特定非営利活動法人 緑の地球ネットワーク世話人 東川貴子 先生 講義 演題「国際協力における組織マネジメント」 講師/公設国際貢献大学校 教務部長 鈴木剛史 オリエンテーション・宿泊室へ入室 グループ討議T 「君ならどうする? 国際協力の現場から」 講師/公設国際貢献大学校 教務部長 鈴木剛史 夕 食 グループ討議T 「君ならどうする? 国際協力の現場から」(つづき) 講師/公設国際貢献大学校 教務部長 鈴木剛史 (〜21:30) |
〜 第2日目 2月22日(日) 〜 | |
7:00 7:30 8:30 9:30 10:00 11:00 12:00 13:00 13:30 15:00 15:30 16:30 |
起 床 朝 食 チェックアウト・バス移動 財団法人オイスカ四国研修センターに到着 入所オリエンテーション(財団法人オイスカ四国研修センター 早川訓由 副所長) 講義(ケーススタディー) 演題「オイスカの国際協力及び『子供の森』計画について」 講師/財団法人オイスカ四国研修センター 研修課長 池田敦史 先生 体験学習「外国人研修生との交流」 講師/財団法人オイスカ四国研修センター 研修課長 池田敦史 先生 協力/財団法人オイスカ四国研修センター 外国人研修生12名 昼 食(外国人研修生と交流しながら) 体験学習「外国人研修生との交流」(つづき) グループ討議U 「異文化理解とNGOの現場」 講師/財団法人オイスカ四国研修センター 研修課長 池田敦史 先生 閉講式 閉式の辞(環境事業団/佐々木修 地球環境基金部長) 受講証書授与 オイスカ四国研修センターを出発 解散(KKR高松さぬき荘・JR高松駅前) |