平成18年度　高校生国際ボランティアユニット 研修報告


　（研修開催の背景）

　　　環境・医療福祉など、国際的に協力して解決すべき課題が顕在化する中、世界中の
　　　人々が理解し合い、助け合い、幸せに生きていくためには、一人ひとりが世界的な視野に
　　　立ち、地球市民としてその課題の解決に取り組んでいくことが必要です。
　　　こうした取り組みを行っていく上で、国際ボランティアの果たす役割はますます重要なものに
　　　なっており、公設国際貢献大学校と岡山県の共催で、将来の国際貢献活動の担い手を育成
　　　することを目的として、特に21世紀を担う高校生を対象にした「高校生国際ボランティアユニッ
　　　ト」を開催します。


　（研修テーマ）

　　　この講座は、体験学習や講義等を受講するとともに、自分たちができる国際ボランティア
　　　活動について考え討議し、意見発表を行い、国際ボランティアに主体的に参加する出発点と
　　　してもらうためのプログラムです。
　　　昨年度は阪神淡路大震災から十年が経過した年であり、近年の台風や新潟中越地震、
　　　津波による莫大な被害をもたらしたスマトラ沖大地震など、国内外の各被災地の復興・
　　　復旧に目を向け、「救援」をテーマに開催しましたが、今年度は視野を更に広げ、人道支援
　　　全般について考察し、民族等の相違を越えて多様な文化や価値観を認め合い 地球的
　　　視野をもって行動できる人材を育成するため、「国際協力」をテーマに開催します。


　　　開催期間　　2006年8月1日（火）〜8月3日（木）

　　　会　場　　　　倉敷市消防局 ・ 公設国際貢献大学校 ・ 岡山県救援備蓄センター

　　　主　催　　　　岡山県・公設国際貢献大学校