平成19年度 | ||
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中学生が在京の在日外国公館を視察訪問し、大使館業務を体験することにより、世界や国際協力の現状、 国際プロトコールとマナーについての理解を深め、国際的な視野を広める 「ジュニア・アンバサダー・プログ ラム」を、今年度は早島中学校の生徒を対象に、イランイスラム共和国とイラク共和国の協力により開催 しました。 |
【開催期間】 2007年8月27日(月)〜8月28日(火) 〔事前研修会:8月20日(月)〕 【 目 的 】 政府機関、国際機関の具体的な現場を視察・体感する機会を通じて、今後の日本の将来を 担う青少年が、国際情勢・国際協力の現状を実感し 理解を深め 自由に討議することにより、 自ら知識をつけ、考え、問題を解決し、将来につながる方向性を探る能力の養成を目指す。 また、少人数のグループによる体験学習を通じてコミュニケーションスキルの向上、リーダー シップの醸成を図る。 【 主 催 】 公設国際貢献大学校 【協力団体】 在日外国公館(イランイスラム共和国・イラク共和国)、早島町教育委員会 【参加学校】 早島中学校 |
研 修 日 程 |
− 事 前 研 修 8月20日(月) − | |
13:00 | 15:00 |
事前研修(早島町町民総合会館「ゆるびの舎」にて) 公設国際貢献大学校 概要説明 プログラム日程説明 事前研修 (公設国際貢献大学校 研究員 三和良美) ・日本の概要 ・イランイスラム共和国、イラク共和国の概要 ・英語での自己紹介及び大使館への質問練習 ・ペルシャ語、アラビア語での挨拶練習 |
− 第1日目 8月27日(月) − | |
8:30 9:45 12:00 18:00 22:00 |
岡山空港に各自集合 ANA654便にて東京へ イランイスラム共和国大使館 訪問 ・イランイスラム共和国大使公邸にて昼食 ・概 要 説 明 ・参加生徒による自己紹介 ・質 疑 応 答 ・館 内 見 学 反省会・翌日の日程確認・夕食 就 寝 |
− 第2日目 8月28日(火) − | |
6:00 9:00 13:15 16:00 16:30 |
起床・朝食 イラク共和国大使館訪問 ・概要説明 ・参加生徒による自己紹介 ・質疑応答 ・館内見学/業務体験 ・イラク共和国大使館内にて昼食 ANA655便にて岡山へ 報告会・修了式(早島町町民総合会館「ゆるびの舎」集会室にて) ・研修報告 ・修了証書授与 ・講 評 (佐藤友彦 早島町長) ・閉講挨拶 (公設国際貢献大学校 校営管理者 的野秀利) 解 散 |
参加者 ・ 感想文 |
氏 名 | ふりがな | 性 別 | 学校名 | 学 年 | |
1 | 井上 裕美子 | いのうえ ゆみこ | 女 | 早島中学校 | 3年生 |
私がこのジュニア・アンバサダー・プログラムに参加してみて思ったことは、英語が話せれば他の国の 人とも話すことができるということです。大使館では、自分たちの母国語ではなく、英語という共通の 言葉で質疑応答をしたりしました。英語は世界共通語なんだということを改めて実感しました。また、 英語はあまり得意でない私ですが、この研修を通じて英語には何か力があるように感じ、もっと英語を 勉強したいと思いました。 私は、この研修に参加できて本当によかったと思いました。なぜなら、英語の重要性を知り、大使館 職員に世界平和についてどう考えているのか聞けたからです。これから先、大使館を訪れるチャンスは 来ないだろうけど、この研修で学んだことを忘れずこれからの私に活かしていきたいです。 |
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2 | 長田 真輝 | ながた まさき | 男 | 早島中学校 | 3年生 |
このプログラムで一番強く感じたのは英語についてです。なぜなら、大使館の従業員のほとんどが 僕たちに対して、英語で話していたからです。英語は広い国で第2の母国語として使われているの だろうなと思いました。これは日本も例外ではないと思います。だから教科書やノートの上ではなくて、 活きた英語に触れることが大切だということがこのプログラムに参加して分かりました。なのでこの プログラムのような機会がもっともっと増えればいいなと思います。 |
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3 | 中村 美沙希 | なかむら みさき | 女 | 早島中学校 | 3年生 |
「ジュニア・アンバサダー・プログラムに参加して」 ジュニア・アンバサダー・プログラムに参加させてもらって、特に思ったのは、英語はとても大事だと いうことです。訪問先はイラン・イスラム共和国大使館と、イラク共和国大使館でしたが、どちらも 英語圏ではありません。イランはペルシャ語、イラクはアラビア語にも関わらず、大使館内での公用 語は英語なのです。これから、ではなく、もうすでに国際社会では英語なのだということを、身を以て 痛感しました。 大切なことは「知る」ということだと思います。「理解する」ことは、物事を知った上で各々がさらに 「考え」を足すことではないでしょうか。まず、「考え」を足す前に、沢山のことを見たり、聞いたり、 経験することで情報を豊かにし、偏見のない考えが生まれるのだと思います。 このプログラムで私は、イラン、イラクの素晴らしい歴史と文化、そして現状を「知る」ことが出来ました。 ここから考え、問題を解決し、未来への可能性を見つけるのだと思いました。 |
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4 | 藤井 寿朗 | ふじい としろう | 男 | 早島中学校 | 3年生 |
「ジュニア・アンバサダー・プログラムを終えて」 僕が今回、ジュニア・アンバサダー・プログラムに参加して一番よかったと思ったことは、他国の 文化や生活のことについて、生で感じることができたことです。たった2日間だったけれど、その 2日間の間に今まで知らなかった、たくさんの事を、自分なりに有意義に理解することができました。 それに、それぞれの大使館では、それぞれの国の文化・歴史・思想・習慣について、とても詳細に 深く関わり、知ることができ、僕のそれぞれの国への考え方や見方が大きく変わりました。 僕は今回のジュニア・アンバサダー・プログラムに参加したことは、僕自身にとって、とても素晴らしい 経験をすることができた、とてもいい機会でした。これからはこの経験を活用し、より世界に目を 向けた生活をしていきたいと思っています。今の社会は「グローバル化社会」と言われている位なの で、もっと英語を勉強し、今度は僕自身の声と耳で、外国の人と会話してみたいと思っています。 最後になりましたが、このジュニア・アンバサダー・プログラムに関わったすべての人達に感謝を しています。今回は本当にお世話になりました。ありがとうございました。 |